症状と対処法
◎湿疹
湿疹は、かぶれ、接触皮膚炎、その他の湿疹にわかれます。皮膚炎ともいいます。
4型アレルギーが主です。
紅色でブツブツ、カサカサ、痒みがいろいろ混ざっているのを湿疹といいますが、このなかのいずれか1種類の場合も湿疹といいます。
湿疹はアレルギーからおこり、アレルギーはステロイドがきいて、ステロイドは炎症と痒みをおさえます。
ステロイドは湿疹の部分に、朝とお風呂上りの1日2回、塗ります。急性の湿疹なら、1〜2週間で治り、慢性の湿疹なら、3〜4週間で治ります。湿疹の部分にしっとりするくらい、わずかにてかる程度を塗り、1関節分の軟膏が両手の平ぶんのぬる面積です。徐々に改善してきたら1日1回から、1日おきに1回、2日おき1回、週に2回だけにするとよいでしょう。
保湿剤は何度も塗れます。痒みも止まり、スキンケア効果もあります。湿疹の原因は汗、乾燥、カビ、ダニ、ストレス、食物、体の洗い過ぎ、かきすぎ、刺激剤(シャンプー、リンス、化粧品、洗剤)の私用、植物の影響、ペットの毛、日光、金属、花粉、虫刺されなどがあります。
ステロイドの副作用は、皮膚が薄くなる、紅色となる、かびがはえる、多毛になる、ニキビがでるなどです。ステロイドの塗り薬の副作用は皮膚にしか副作用が出ません。昔からこわいといわれていたステロイドの副作用は、ステロイドの飲み薬です。内臓に副作用がきます。湿疹は冷やして、かかなくて、ステロイドを塗って、原因を取り除くことが1番大切です。自分の生活の中で原因となったことを生活の中からみつけだして原因を取り除くことです。お風呂は熱いお湯には入らずぬるま湯に入ります。石鹸は固形石鹸を使い泡にして綿のタオルで体を洗い、ぬるま湯で体の泡を流すのがいいです。