症状と対処法
◎帯状疱疹
帯状疱疹は、からだの左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、赤い斑点や小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。原因は、からだの中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかった人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
60歳代を中心に50〜70歳代に多く見られる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。
治療は、抗ヘルペスウイルス薬を中心に行われます。
抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬は、効果が現れるまで2日程度かかります。服用してすぐに効果が現れないからと言って、服薬量を増やしたり途中でやめたりしないで、医師の指示通りに服用してください。